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ATEM Mini Extreme? じゃないですよ

ATEM の新シリーズ、毎度ながら、最初からこっち出してよって感じですが、、、

いちおう製品紹介は→こちら

はい、写真はその新製品ではなくて、ATEM Mini(右)とATEM Mini ISO(左)をつなげたところです。

なんの意味があるのか、、、、と思われるでしょう。

しかしこれ、実際の現場で役にたったのですが、新製品(Extreme)と違って、2台だということがミソ。つまり、それぞれ別のシステムとして操作できるので、ややこしくないということなんです。

こちちらの例→https://vook.vc/n/2245でいうと、PinPを2個使いたい、という場合です。

実際の例でいうと、mini(無印)に、パワポを操作するPCの画面を入力したものをトリミングして作成。これをHDMIでISOに入れて、カメラで撮った演者をPinPで入れ切り替えしつつエンコーダー配信、という流れです。実はこのPCの画面をトリミング、、というところがすでに一個のDVEなので、DVEが一個しか使えないATEMでは無理ということなんでした。ExtremeではDVEが2個使えるようですが、、、。

mini(無印)で作り込んだPCの画面は、それで一個の固定してしまって、もう「そういう画面」としてISOに送り込まれるので、スイッチングの誤動作などで崩れてしまうことがないので安心、なんです。

設定してスタンバイに入ったら、mini(無印)側のATEMやコントロールには手を触れるなー!って感じ。もちろんPCに入ってるパワポは演者サイドで操作したりするんですが、それはATEM側には関係ないので。

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またこの場合、ISOからYouTubeLiveにエンコード配信してるんですが、HDMIでマルチモニター、USBCでSSDつないで録画、ができるので、Extremeみたいに出力がカケル2になってなくても、足りないということはないですね。

経験上、出力系統が足りなくて困ったというのは、ZoomのためにUSBCを取られて録画ができなかった、という場合のみです(いや、その場合、ISOでの録画はいらんでしょう、というのがオチではあるんですが…)。というわけで、Extremeはいらんかな、というのが結論ではあります。

参考までに恒例の配線図です。