機材紹介

【余談】Nintendo Switchのカラオケ・デュエット用のマイク設定

我が家ではNintendo Switchのカラオケをよくやってますが(子どもたちのみ)、デュエットしたいので、マイクをもう一本買ってくれという話がでたんですが、配信や動画撮影をやっている関係でマイクはたくさん持っています。

これ以上マイクを買うのもどうなのか、ということで、うちのマイクが使えるのかどうか、調べてみました。

ちなみにこちらがうちに一本ある、純正のマイク。

USBケーブルでSwitchにつなぐ仕様で、Switch付属のドックにはUSBコネクタが2個ついているので、単純にUSBマイクを2個つなげればデュエットが可能なのだと思いますが、検索してみると、2本同時に使えるというコネクタつきのおもちゃみたいな製品がでてきます。純正品を追加でもう一本買うか、 このカラオケ用おもちゃを買うかすれば、解決する話ではありますが。。。。

はい、ではまずうちの多々あるマイクの中で、唯一、USBマイクがこれ。

Yettiです。かなり前の機種で、いまは通常のマイクケーブル(キャノン)が使えるバージョンも売ってますが、うちのはUSBオンリー。これがつながれば、問題ないのですが、そもそもこれ、Macでも認識しなかったというシロモノなので、なかなかに怪しい。というわけで、これを繋げてもSwitchは認識してくれませんでした。

USBマイクがダメ、ということで、あとはミキサーをかますしかないか、と考えて、ハイブリッド配信の記事で紹介したベリンガーのミキサーを引っ張り出してUSBケーブルでつなぎましたが、これも認識しません。

そこで、うちにあるステレオミニプラグ出力のマイクをUSB変換するアダプターを介してつないでみることに。

こちらがステレオミニからUSBへ変換するアダプター。

これも配信で世話になっているヤツです。

これにうちにあるマイクをさしてみましたが、

オーディオテクニカの有線マイクとか、

ロードのビデオ用とか、

Shureとか、

ゼンハイザーとか、

いろいろ試してみましたが、いすれも、USBを差し込んだとたんにスピーカーからの音声がとぎれる現象が発生。

ということから、Switchの仕様が判明しましたが、二つのUSB入力のひとつに純正マイクをさして、もう一方に純正ではないUSB機器をさすと、「USB出力」になってしまうということのようです。

そのため、外部スピーカーに出していた音声出力がキレて、USBに出力されるという仕様(推測)。

上の図でいうと、右側のスピーカーに出力されてた音声が、USBをさしたとたんに、左下の外部機器に出力される(ので、スピーカーの音は消える)ということですかね。

つまり、使えない、ということでいったん諦めたのですが、このとき、賢くも、上で紹介したステレオミニとUSB変換アダプターに、ステレオミニ出力があることにきづき、

この下の方の穴がステレオミニ(つまりヘッドフォン、スピーカー)出力になります。

なので下記の設定にすると、

なんと、みごとにもう一本のマイクから入力しつつ、外部スピーカーにデュエットの音声が出力されました!(専門的にいうと、ループしている!)

結局マイクは上記の中でも音がよかったゼンハイザーを使いました。

ちなみにこの変換アダプター、製品としては、こちらになります。

https://item.rakuten.co.jp/smartecshop/gly-339/?scid=s_kwa_pla_unpaid_565197

ぶっちゃけ、純正マイクを買った方がよさそうではあります(笑)。

【余談の余談】

ちなみにSwitchを外部スピーカーにつなぐのは、遅延をふせぐためです。HDMI経由でモニター、プロジェクターからも音は出せますが、その場合、カラオケとマイクの音声にズレがおきるので、本体から音声出力するのが必須になります。

【さらにおまけ】

上記の変換アダプターですが、じつはUSB-Cでした。

なので、Switchにさすには、USB-Aに変換しなくてはなりません。

これがUSB-CからAに変換するアダプターで、実は上記のアダプターの写真ではすでにこれがさしてあります。

よく見るのは逆の「Ato C」で、こちらはみなさんよく使うと思うんですが、なかなかこの「C to A」を持ってる人は少ないでしょう。

私も実は単品で購入したのではなく、たまたまSanDiskのSSDに付録でついてきたものがあったので、流用してました。