佐藤直樹さんの新刊『暴走する「世間」』(バジリコ刊)が出ました。
いままでの「世間論」っていうのが、どっちかというと日本人論みたいなちょっと斜に構えて世の中を眺めてみたという感じの暢気さがあったのに対して、ズバっと現代を批評するというノリで書かれていて、タイトルどおりの疾走感のある評論です。世間っていうものがどういうものか〜というのではなくて、バブル崩壊以降、世間は「ヤバい」ものになった、という危機感から現状を分析するわけです。というわけで、非常にタメになる役立つ本ですので、買って読むべし!!
2008年01月27日 23:56 by unicahier Tweet
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