4月のユニログでちらっと紹介した「ディスクウォリアー」というソフトですが、またまたお世話になってしまった。
ユニのメインMac二台のうち、古い方のG5が非常に調子悪く、まず第一に起動しにくい。起動しなければそれまでなのだが、起動ボタンを押して電源が入っているのに、「ジャーン」という起動音がせず、いつまでも変な機械の音だけがして起動せず、起動ボタン長押しで電源を切ったあと、もう一度起動ボタンを押すと、起動する、という状況。この動作にも次第になれてきて、なんとも思わなくなっていたのだが、これを繰り返しているうちに、とうとう起動しなくなる、ということになってしまった。最初のグレーのアップルマークは出るのだが、その後の起動バーにいかず、機械音はぐんぐんうなり出す。
ここで「ディスクウォリアー」の登場となるわけだが、これ、ハードディスクメンテソフトなので、CDから起動しなくてはならない。が、この途中まで起動したMacのCDトレイのオープンボタンを押しても、うんともすんとも言わず、そもそもCDを入れることができない。で、どうするかというと、外付けDVD-RWドライブをつなぎ、これに「ディスクウォリアー」のROMを入れて起動、この時「C」のキーを押すのだ。「C」は内蔵ドライブに起動ディスクを探しにいくような気がするので、これで起動するのか?と心配になるが、無事起動。かなり時間がかかるのだが、しばし待って、「ディスクウォリアー」を起動。これで簡単にハードディスクが修復できた。(ハードディスクの再構築)この後、普通にMacを起動してやると、これがあっけなく起動する。やはり「最強のメンテソフト」の名に偽りなしだね。これまでも幾多の修復ソフトを使ってきたが、「修復できません」などというメッセージが当り前のように出てきて、それでもしょうがないのだと思いながら、やりくりしてきたこれまでのMac使いの歴史を考えると、この完璧さ、シンプルさには感動せざるを得ない。っていうわけで、ぜひ一家に一本、備えください。
ところで、一度の起動ボタンで起動しない、という状況はその後も、治っていない。これはどうもハードディスクの問題ではないような気もする。このメンテをした直後に、もう一台のMacが轟音をたてはじめて、何事かと思ったが、どうも内部にほこりがたまって、それが限界にきたようだ。内部にはほこりがフェルトのように固まっているので、年に一度はMacの内部を清掃する必要がある。ウチの事務所がとくにホコリが多いということもあるだろうが、MacG5(MacProも同じだけど)は、熱対策で筐体がスカスカの穴があいてる上に、ガンガン、ファンが回ってるので、絶対にホコリはたまるわけだ。で、以前もMacの大掃除の記事で書いたかもしれないが、この清掃の後は、なんとMacがほぼ無音の状態になるからすごい。ま、これが一番のMacメンテナンスではないかと。
2007年12月23日 03:31 by unicahier Tweet
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