トップ写真にも掲載したこの写真、マックのメンテ中の模様です。
パソコンのメンテといっても基本的にはハードディスクのメンテナンスに尽きるわけで(それ以外のハードが壊れたら素人に直しようもない)これにはいろいろとソフトを使うわけだけど、皆さん、ちゃんとメンテしてますでしょうか?
ユニでは基本的にはすべての作業中データを一日一回自動的にバックアップしてますので、万万が一、なにかの事態があってハードディスクが壊れても、バックアップサーバーに戻れば、作業の遅れは一日分の作業で取り返せる体勢をとってます(このバックアップシステムについてはいずれ詳しくご紹介しましょう)。なので、ハードディスクのメンテというもの自体はよほどクラッシュが続いたとかいう時でないとやらないのですが、そろそろそんな状況になってきたというわけです。
通常はインストールディスクに付属のディスクユーティリティでなんとかなるのですが、長く使っていると「修復不能」という状態になるわけです。また修復できてもあまり状態が改善されないとか。あと一番体感でわかるのは、起動が異常に遅くなるというやつ。以前、インテルマックが出たとき、G5とインテルマックを並べてインテルの方がメチャクチャ起動が速い、という映像をよく見かけたが、あれは別にインテルが早いというよりも、単に「新しいハードディスクだから速い」ってことでしょう、と俺は思ったものだった。それくらい、買ったばかりのG5は起動が速かったのだ。
その時の起動の速さを取り戻してくれるのが、市販のハードディスクメンテソフトの売りなわけですね。で、写真ですが、これはマック用のユーティリティソフト「iDefrag」で、ハードディスクを最適化しているところ。
こういう画面自体はウィン使いの方もよく見たことがあるのではないでしょうか。ウィンでもディスクの最適化は標準ツールでついてきますからね。しかし、ものの解説によると、なんとMacOSXではこのディスクの最適化が自動的に行われているため、わざわざ手作業で最適化する必要はないんだとか。ではなんで「iDefrag」というのがわざわざ市販ソフトとして売られているのか、といえば、発売元によると、OSXの自動的な最適化ではシステム領域が最適化されないため、どうしても起動が遅くなるとか問題があるのだという。
というわけで、ユニではまずこれを購入しまして、試してみたわけです。
その結果は…体感的にはまったく起動が早くなったとは感じられないですね。だからといってこのツールが有効でないとは言えないのですが、効果が目に見えてはわからない。内部的にはよくなってるのだ、と信じるしかない(笑)。
で、まあこれはこれでいいだろう、と思ってたのですが、今回、ついでというかなんというか、ビックカメラのポイントがたまったので、マック「通」の方のブログで絶賛されているユーティリティソフト「ディスクウォリアー」を導入してみました。これってず〜っと以前、ノートンユーティリティの付録で入っていたソフトの発展したやつだと思うんですが、現在バージョン4です。
そして…これは効きます。はっきり言って起動は買ったときと同じくらい早いです。今のところ、外付けハードディスクの認識が遅いせいだと思うんですが、デスクトップ画面になってから、アイコンが現れるまでの時間がちょっともたつくとこはあるんですが。それが気になるのも、それまでの起動があまりに速いからだということになるわけです。
まあ、速さ以外に関しては実際どうなのかというのは検証しえないとこもありますが。ユニの場合、まだ作業の半分(もっと少ないかもしれないが…)はクラシック環境なので、どうしても不具合は起きます。クラシックを使い続ける限りは、いくらメンテしても不具合とは縁が切れないと割り切るべきでしょうね。
というわけで、というか、なにはともあれ、ディスクウォリアーはおすすめです。
くわしくは「Macテクノロジー研究所」さんのこの記事をご覧下さい
で、もういっこ、肝心なのが先にちょっと触れた「バックアップ」のシステムなんですが、これについてはまた次回。
2007年04月04日 01:31 by unicahier Tweet
この記事のトラックバックURL:http://www.unicahier.sakura.ne.jp/uni/mt-tb.cgi/1209