山岸涼子作品が、ユニでよく読まれるようになったきっかけがこの本でした。例の古本屋さんで揃えでKAOが購入。
日出処の天子といえば、聖徳太子を思いおこしますが、その通り(笑)聖徳太子が主人公のお話です。メインキャラはもうひとりいて、それが蘇我馬子の息子、蘇我毛人なのであ〜ります。
最初は、古代史にのっとった話しの中で厩戸王子(聖徳太子)が不思議な能力を持っているという、あ〜なるほどね、といった感じで読み進めていけるのですが、これ、だんだん、どよ〜んって感じになります(笑)もちろん、嫌な感じはしないのですが…。
それにしても、この長編をその繊細なタッチをくずすことなく書き上げた山岸さんはすごいっす!
2003年11月25日 11:24 by unicahier | コメント (0) | トラックバック (0) Tweet
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